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20年目のバレンタインの日

私は中学生の時に好き人がいました。彼は同じクラスの隣の席になった男子生徒でした。彼はクラスで背が1番高かったです。それに穏やかで優しい話し方は凄く心に響くものがありました。当時私の家は親が離婚をしたばかりでした。私の母は家を出て行きました。父親だけの家はどことなく暗い家でした。

私もあまりしゃべらない子供になっていました。でも彼のそばにいると暖かな感じがしたのです。
居心地がいいという感じです。私は中学に行くのが毎日楽しかったです。彼のことを見ているだけでよかったんです。彼には同じ部活に彼女がいたからです。
バレンタインデーの時も、彼女にチョコをもらったと言っていました。私はどうしようもない切なさと葛藤していました。

でも中学を卒業する日に彼に手紙を渡しまた。自分の気持ちを書いた手紙でした。それで終わったと思っていました。でも高校生になり彼から手紙がきたんです。
そこには遊園地に行こうと書かれていました。私はその時に最高に嬉しかったです。私の気持ちが届いたんだなと思いました。

私は涙がでました。彼とは映画に行ったり、ボーリングに行ったりしました。
高校3年まで付き合っていましたが、プラトニックでした。

高校をでて彼は写真の技術を学ぶために専門学校に行きました。私はOLになりました。お互いにすれ違うようになりあえなくなりました。
でも彼のことは忘れたことがなかったです。私はOLになって6年目で友人の紹介で知り合った人と結婚しました。
でもその結婚生活は楽しいものではなかったです。
夫の親との同居生活だったからです。
私は監視されて居るような毎日でした。
私はそのことで夫ともめていました。

私はいつしか中学のときの彼に連絡をするようになりました。
彼は独身でしたし、プロのカメラマンをやっていましたので、昼間に時間を作るから会おうということになりました。
私たちは再び付き合うようになりました。
彼には毎年1000円ほどのチョコと靴下などの小物をあげていました。

今年は彼と知り合って20年目のバレンタインです。
「美味しいチョコです」と書かれたバレンタイン用のぼりが目立つ高級店でチョコレートを購入しました。
そして彼の車の中でチョコを二人で食べ、その後はホテルのランチをしました。